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放影研報告書(RR) 13-04

原爆被爆者における男性乳がんの罹患率

Ron E, 池田高良, Preston DL, 徳岡昭治
J Natl Cancer Inst 97(8):603-5, 2005
要 約
男性乳がんの発生における電離放射線の役割をより深く理解するため、日本人原爆被爆者から成る寿命調査集団中の男性45,880人における乳がん罹患率を評価した。1958年1月1日から1998年12月31日の間に診断された男性乳がん症例を、広島・長崎の腫瘍登録を通じて同定した。寿命調査対象者の被曝群で、男性乳がんと診断された症例が9例(粗率 = 10万人年当たり 1.8)認められ、非被曝群では3例(粗率 = 10万人年当たり 0.5)が認められた。統計的に有意な線量反応関係が認められた(1シーベルト当たりの過剰相対リスク = 8、95%信頼区間 = 0.8-48、P = 0.01)。電離放射線と男性乳がん罹患率との間に統計的に有意な関連を認めた我々の所見は、放射線被曝と男性乳がんのリスク増加との関連を示す非常に限られた情報を補完するものである。

Oxford University Pressの許可を得て掲載。