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放影研報告書(RR) 26-93

X線照射によりヒト末梢血リンパ球に誘発される相互転座および二動原体染色体の蛍光in situ ハイブリダイゼーション法による頻度

中野美満子,中島栄二,Pawel DJ,児玉喜明,阿波章夫
Int J Radiat Biol 64(5):565-9, 1993
要 約
この研究は蛍光in situハイブリダイゼーション(FISH)法によるX線誘発性の相互転座(translocation)および二動原体染色体(dicentric)の識別精度を検討するために行われた。照射後1回目の分裂細胞において、FISH法ではdicentricに対してtranslocationの頻度が相対的に高いことが分かった(translocation:dicentricは約60:40)。しかし、同じ細胞を通常の染色法によって再検討したところ、その比はおよそ50:50となった。この識別ミスの理由の一部は、FISH法では dicentricの一部が translocationと誤って分類されることによると考えられる。