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放影研報告書(RR) 28-93

症例と対照の実用上最適なマッチング方法

Cologne JB,柴田義貞
Epidemiol 6(3):271-5, 1995
要 約
最新のマッチング技法を説明し、後ろ向き症例−対照計画(研究開始時に対象者集団は確定済)におけるマッチングの良さを定義する上での実際問題について検討する。処理−対照マッチングに対する propensity scoreに類似の balancing scoreを用いたマッチングと重み付け距離を用いたマッチングを実例によって比較する。いずれの方法でも、マッチング共変量の周辺分布に関しては、症例と対照はほぼ均衡するが、balancing scoreの推定が不十分になる場合があり、実際上は重み付け距離の方が良い均衡が得られる。効率の良いネットワーク・アルゴリズムに基づく最適マッチングの利用を勧める。説明に用いる例は、原爆被爆者における放射線関連原発肝臓癌の交絡因子および(あるいは)影響修飾因子と考えられるB型肝炎ウイルス感染に関する症例−対照研究計画である。