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放影研報告書(RR) 12-94

ヒト末梢血リンパ球細胞におけるFUdR誘発性通常脆弱部位発現への放射線および喫煙の影響

伴 貞幸,Cologne JB,錬石和男
Mutat Res 334:197-203, 1995
要 約
ヒト末梢血リンパ球細胞への試験管内X線照射は、フルオロデオキシウリジン誘発性脆弱部位発現頻度を線量依存的に増加させた。しかしながら、47年前に低線量または高線量の原爆放射線に被曝した30人の被爆者から得た細胞では、脆弱部位発現に(線量による)特別な違いは見られなかった。すなわち、このような脆弱部位誘発は本来、長期間維持されるものではないことを示している。脆弱部位発現の喫煙習慣との関係を解析すると、喫煙者には高い頻度が観察された。これらの結果は、脆弱部位発現は外的要因への最近の曝露の影響は受けるが、原爆被爆者のデータから分かるように、その影響が観察されるのは限られた期間でしかないことを示すものである。