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放影研報告書(RR) 21-94

ヒトゲノムDNAの二次元電気泳動において高い収率で検出された制限酵素断片鎖長の多型

Kuick R,浅川順一,Neel JV,佐藤千代子,Hanash SM
Genomics 25:345-53, 1995
要 約
ゲノムDNAの制限酵素消化断片末端をアイソトープ標識し、二次元電気泳動法で分離する場合に、制限酵素断片鎖長の多型がどの程度検出されるかを検討した。染色体DNAを制限酵素 NotI と EcoRV で消化し、NotI 認識部位をアイソトープ標識してディスクゲル中で一次元目の電気泳動を行った。分離したDNAをディスクゲル中で制限酵素HinfIで更に消化した後、二次元目の電気泳動を行った。出現したパターン内に約2,000個の末端標識されたDNA断片を同時に検出した。母・父・子の3人を1組とする6組の試料を用いた解析によって、184個のDNA断片が85種類の多型様式に分類された。これらの多型では対立遺伝子に相当するDNA断片が2-Dパターン内にすべて検出できた。一方、206個のDNA断片については個人ごとにあったりなかったりするような変異が認められたが、他のDNA断片との関連は明らかにできなかった。我々のデータは、ゲノムDNA断片の二次元電気泳動で多数のDNA多型が同時に検出できることを示している。