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放影研報告書(RR) 7-97

日本人高齢男性およびハワイ在住日系人高齢男性における血漿フィブリノーゲン値とその相互関連因子

矢野勝彦, 児玉和紀, 清水由紀子, Chyou P, Sharp DS, Tracy RP, Rodriguez BL, Curb JD, 久住静代
J Clin Epidemiol 52(12):1201-6, 1999
要 約
71歳から93歳までの広島在住の日本人男性329人およびホノルル在住の日系米人男性3,571人を対象に、比較可能な方法を用いて血漿フィブリノーゲン値を測定した。年齢を調整したフィブリノーゲン平均値は、日系米人男性の値(307 mg/dl)の方が日本生まれの日本人男性の値(270 mg/dl)よりも有意に高かった(p < 0.0001)。多重線形回帰モデルを用いると、フィブリノーゲン値は両方の調査対象集団において、白血球数および総コレステロール値とは有意に正の相関を示し、一方HDLコレステロールおよびヘマトクリットとは負の相関を示した。白血球数はフィブリノーゲン値と最も強い相関を示したが、この関係は喫煙の影響では説明できなかった。二つの集団間で観察された平均フィブリノーゲン値における差異は、白血球数、総コレステロール、HDLコレステロール、中性脂肪、ヘマトクリット、肥満度および糖尿病によっては説明することができなかった。食事や運動など何らかの測定されていない環境または生活習慣関連変数が、日本生まれの日本人男性とハワイ在住日系米人男性との間に観察されたフィブリノーゲン値の差異の原因の一部になっている可能性がある。