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放影研報告書(RR) 21-99

低線量における原爆被爆者の放射線に関連したがんリスク

Pierce DA , Preston DL
Radiat Res 154:178-86, 2000
要 約
放射線影響研究所の低線量におけるがんリスクに関するデータの情報を明確にするため、被曝線量が0.5Sv未満の被爆者に焦点を当てた。同様の目的のために、主として爆心地から3,000m以内の被爆者にも注目した。上記の線量および被爆距離における50,000人の被爆者に発生した7,000のがん症例について、1958年から1994年にかけての固形がん発生率を解析した。解析の結果は0.05−0.1Svの低線量について有益なリスク推定を提供しており、0−2Svまたは0−4Svのより広範な線量域から計算した線形リスク推定が、0.05−0.1Svの低線量におけるリスクを過剰推定していないことを示している。0−0.1Svの線量域に統計的に有意なリスクがあり、考え得るいかなる閾値の上限信頼限界も0.06Svと計算される。現在検討中の中性子線量推定について修正を行っても、結論は実質的に変わらないことが示唆された。