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解説・総説シリーズ(CR) 1-90

放射線量と他の癌リスク因子との相互作用を推定するための入れ子された症例−対照研究法

Land CE
要 約
大規模なコホートにおいて2つの癌リスク因子の相互作用を推定する場合、コホートに入れ子された症例・対照研究が最も実用的な方法であることが多い。しかし、2つのうちの1つの因子について、コホート全体ですでに評価が行われているような場合には、その因子とリスクとの関係について、入れ子の研究を行うまでもなく、これから得られるよりも多くの情報が既に入手されている。本報告では、コホートで評価ずみの第一の因子についてマッチされたケースとコントロールを用いて、第二の未知の因子に関する情報を求めるための修正ケース・コントロール研究法を提案する。この方法では、乗法モデル以外の相互作用モデルを前提とする場合には、第一の因子についてコホートから求められた情報を取り込んだ非標準的な解析法を必要とする。この問題について、日本人女性原爆被爆者コホートにおける乳癌リスクと放射線被曝線量及び出産歴との関連を例として論じる。