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業績報告書(TR) 3-85

日本人の血液蛋白質の電気泳動上の変異型:IV. 広島および長崎におけるglucose-6-phosphate dehydrogenase変異型の出現頻度と酵素学的特性

影岡武士,佐藤千代子,郷力和明,藤田幹雄,錬石昇太郎,山村香保留,金子順子,増成直美
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Hum Genet 70:101-8, 1985
要 約
広島(本州)と長崎(九州)の原爆被爆者の子供 9,260人について、glucose-6-phosphate dehydrogenase(EC 1.1.1.49、G6PD)の電気泳動法によるスクリーニングを実施した。電気泳動上の変異型の出現頻度は、広島の男子 0.11%、女子 0.42%で、長崎の男子 0.16%、女子 0.31%であった。3人のヘミ接合体の男子と、へテロ接合体女子の父親である 7人のヘミ接合の人たちについて酵素学的特性を調べた。その結果、広島には 5例の変異型のうち、3例の新しい G6PD変異型を、長崎においても 5例の変異型のうち、3例に新しいG6PD変異型を同定した。それらの変異型のうち 1例を除いては Yoshida らの定めた分類のうち、クラス3に属していた。