Menu does not appear
-- SiteMap

業績報告書(TR) 8-85

ヒトtriosephosphatae isomeraseアイソザイムの由来について:単一構造遺伝子説についての日本人変異型を用いた証拠

浅川順一,飯田昭三
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Hum Genet 70:222-30, 1985
要 約
ヒト赤血球 triosephosphate isomerase(TPI)の電気泳動上の変異型 4例を用いて、ヒトTPIの多様性、特に constitutive TPI-Bアイソザイム、及び cell division-associated TPI-Aアイソザイムの由来について検討を行った。赤血球や末梢血リンパ球中の constitutive TPI-Bアイソザイムに発現された変異型は、mitogen-stimulatedリンパ球や毛根細胞中の cell division-associated TPI-Aアイソザイムにも発現されていた。これらの結果は、TPI-B 及び TPI-A は同一構造遺伝子に由来するという Decker 及び Mohrenweiser の仮説を強く支持する。アイソザイムと TPI-Aは、電気泳動上の移動度及び熱安定性について異なるものであるということも明らかとなった。この知見は、アイソザイム 及び TPI-A は双方とも、TPI-Bの脱アミド化産物であるという最近の Yuan らの結論とは異なるものである。