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業績報告書(TR) 14-86

ヒト末梢血Tリンパ球クローニング改良法を用いた生体内HGPRT欠損突然変異細胞頻度の測定

箱田雅之,秋山實利,京泉誠之,小武家暁子,阿波章夫
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Mutat Res 197:161-9, 1988
要 約
インターロイキン2(IL2)、フィトヘマグルチニン 並びに X線照射自己リンパ球 及び Raji B細胞を用いることにより、ヒト末梢血Tリンパ球の 約80%をクローニングできた。この改良クローニング法を用いて、HGPRT欠損突然変異Tリンパ球の生体内頻度を測定した。同一対象者の血液を用いて繰り返し実験を行ったところ、リンパ球のクローニング効率は実験によって多少異なるが、突然変異細胞の頻度は各対象者についてほぼ一定した値が得られた。

野性型非選択コロニー及び 6-チオグアニン耐性コロニーの 約80%は helper/inducer Tリンパ球のマーカーを、約20%は suppressor/cytotoxic Tリンパ球のマーカーを表現していた。野性型リンパ球コロニーと突然変異リンパ球コロニーの間でリンパ球サブセットの分布に差異はみられなかった。