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業績報告書(TR) 10-88

歯科X線検査による唾液腺の被曝線量

星 正治,和田卓郎,安徳重敏,加藤一生,Russell WJ
要 約
歯科X線検査による唾液腺の被曝線量をファントム実験により測定した。これらの線量値と広島・長崎の歯科病医院での2週間の調査資料から両市の市民の線量が推定された。得られた線量は、以前に決定されている歯科X線検査による甲状腺、水晶体、脳下垂体の線量を補足するために利用された。線量値には、年齢、性、並びに都市による有意差はみられなかった。歯科X線検査による唾液腺線量は、恐らく原爆被爆者の後障害の評価に偏りを生じるほど大きくはなかった。しかしながら、歯科X線検査が着実に増加していることは、原爆後障害などの評価に、これらのX線検査による被曝線量を引き続き監視することの必要性を強調するものである。