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業績報告書(TR) 18-88

生体内由来のチオグアニン抵抗ヒトB細胞のクローニング

箱田雅之,平井裕子,楠 洋一郎,秋山實利
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Mutat Res 210:29-34,1989
要 約
健常成人4人の末梢血単核細胞(PBMC)から得た、生体内由来チオグアニン抵抗(TGr)B細胞を、クローン化した。クローニングは、赤血球分離器によって得られた多量のPBMCから濃縮されたB細胞を、Epstein-Barrウイルスで転換することにより行った。クローン化後のTGr B細胞は、ヒポキサンチン・グアニン・ホスホリボシルトランスフェラーゼ酵素活性を欠いていた。対象者4名の生体内TGr B細胞の頻度は、非選択細胞とTG選択細胞のクローニング効率の比較によって、8.6〜13.1×10-6と推定された。この頻度は幾分高いが、TGr T細胞の生体内頻度と同程度である。クローン化されたTGr B細胞は、試験管内では容易に増殖し得ることから、本手順は、ヒトの生体内突然変異の正確な特性を調べる上で、多くの材料を提供するものである。