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業績報告書(TR) 11-89

成人健康調査対象者の診断用X線被曝線量測定を目的としたMg2SiO4 (Tb) 熱蛍光線量計の校正

加藤一生,安徳重敏,澤田昭三,Russell WJ
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Med Phys 18(5):928-33,1991
要 約
成人健康調査受診者が診断用X線検査によって受ける線量を測定するための準備として Mg2SiO4(Tb)熱蛍光線量計(TLD)の性質を調べた。この線量計は小型で、低線量のX線に対して比較的高感度であるので、精密な線量測定に適している。その熱蛍光強度に基づいて線量を精密に測定するためには、強力な校正が必要である。その感度については、X線管電圧を種々に変えて線量を調べるとともに、方向依存性を見るために照射方向も変えて調べた。線量計の感度はフェーディング効果及び加熱板の劣化によって低下した。しかし、それらの好ましくない影響は少なくとも 1.5時間線量計を保存した後に銀メッキされた新しい加熱板を使うことによって、避けることができる。本研究で感度が測定されたTLDは今後の診断用X線の線量測定に役立てられる。