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業績報告書(TR) 12-91

PCR-SSCP法および制限酵素切断法によるHLA-DQA1遺伝子タイピングのための迅速・簡便な方法

林 奉権,瀬山敏雄,伊藤 敬,楠 洋一郎,平井裕子,中村 典,秋山實利
編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Electrophoresis 13:877-9, 1992
要 約
HLA-DQA1遺伝子座の対立遺伝子を解析するための迅速で簡便な方法を開発した。ポリメラーゼチェイン反応(PCR)により HLA-DQA1遺伝子座の多型性に富む第2エクソンを増幅した。増幅したDNAは一本鎖高次構造多型分析法(SSCP法)および制限酵素切断法を用いて解析を行った。この方法を用いることにより、HLA-DQA1の 8種の対立遺伝子のすべてを区別することが可能であった。この方法はHLA-DQA1対立遺伝子の迅速な遺伝子タイピングとして用いられるばかりでなく、フラグメント中の各部位の点突然変異の検出およびHLA-DQA1の新しい遺伝子タイプの検出にも有用であると判断した。

特異的抗体と反応させた後に染色された二核細胞中の小核を数えて、線量−反応曲線を求めた。CD8+(サプレッサー/細胞毒性)細胞の線量−反応曲線は、CD3+(汎T)細胞のそれと全く同様であった。ところがCD56+(ナチュラルキラー)細胞は感受性が有意に低かった。しかし、測定できたCD56+の二核細胞は全二核細胞の 4%以下しかなかった。