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業績報告書(TR) 22-92

PCRとHPLCを組み合わせたヘテロ接合型遺伝子欠失の正確かつ迅速な検出方法

浅川順一,佐藤千代子,山崎洋介,Chen S-H
Proc Natl Acad Sci USA 89:9126-30, 1992
要 約
遺伝子欠失をヘテロ接合型に有する保因者を正確に検出する遺伝子定量法を開発した。まず特定の遺伝子領域をポリメラーゼ連鎖反応(PCR)で増幅し、次いでそのPCR産物を高速液体クロマトグラフィーで定量した。4種の遺伝子座から選んだいくつかの例について、ゲノムDNA 50ng中のシングルコピーDNAを 24−27サイクルのPCR反応によって増幅したところ、定量の精度は良く、ヘテロ接合型遺伝子欠失を容易に検出することができた。同一試験管内で異なる3種の遺伝子領域を一度に増幅する triplex PCR についてもその定量性を検討したが、精度に問題はなかった。また、この方法を用いて、Duchenne型筋ジストロフィーの患者3家系と B型血友病患者1家系、合計4家系におけるヘテロ接合型遺伝子欠失保因者と正常者を正確に識別できることを実証した。