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第1回被爆二世臨床調査科学倫理委員会を開催

広島研究所で開催された第1回被爆二世臨床調査科学倫理委員会

第1回被爆二世臨床調査科学倫理委員会が、7月7日午後2時から5時まで放影研広島研究所で開催された。

被爆二世の方を対象とした健康影響調査は、成人期に発症する多因子疾患の有病率と親の放射線被曝との関連性を調べることを目的として、2000年から2006年にかけて、アンケート調査と健康診断調査が実施された。その結果は2007年3月に当時の「被爆二世健康影響調査科学・倫理合同委員会」によってまとめられ、糖尿病や高血圧など六つの多因子疾患を一括して見た場合、親の放射線被曝に関連したリスクの増加を示す証拠は見られなかったが、対象者の平均年齢が48.6歳とまだ若かったことから、継続調査の必要性が提言された。

今回、新たに外部の専門家で構成された「被爆二世臨床調査科学倫理委員会」により、継続調査としての「被爆二世臨床調査」の研究計画が審議され、承認された。早ければ今年10月から、前回の調査とほぼ同じ約1万2千人を対象に健康診断が開始される予定である。会議終了後は、長崎研究所とのテレビ中継で記者会見が行われ、放影研役員のほか被爆二世臨床調査科学倫理委員会の島尾忠男委員長と武部 啓副委員長が出席して記者の質問に答えた。