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放射線研究パートナーシップに基づく国際シンポジウムを開催

放射線研究パートナーシップに基づく
国際シンポジウムの参加者

2009年9月14−15日に「放射線研究パートナーシップ」に基づく国際シンポジウムが広島研究所で開催された。本パートナーシップは、疫学統計学領域の若手研究者における放射線影響研究の促進および人材交流を目的として、2006年よりワシントン大学と久留米大学バイオ統計センターと放影研との間で行われてきたもので、今回のシンポジウムは、今までの一連の研究の総括的報告と今後の活動の方向性を探るものとして、「生活習慣などの要因による放射線影響への修飾や交絡、郵便調査データの利用」をテーマに行われた。

14日は最初に、放影研の児玉和紀主席研究員、ワシントン大学のScott Davis教授および久留米大学の角間辰之教授により、それぞれの立場から本パートナーシップの総括と今後の課題が語られ、その後、Davis教授と同大学のKenneth Kopecky教授、および角間教授により、今回のシンポジウムのテーマに関する理論および方法論上の基調講演が行われた。続いて、放射線影響のがんリスクに関する個別研究の発表として、放影研疫学部Eric Grant研究員による膀胱がんの研究、疫学部西 信雄副部長とワシントン大学Christopher Li助教授による二次がんの研究、同大学Erin Semmens大学院生およびJean McDougall大学院生による大腸がんおよび乳がんの研究、久留米大学からの来所研究員である疫学部の野中美佑研究員による量反応関係のリスクモデルに関する研究、統計部Wan-Ling Hsu研究員による因果モデルに関する研究について、それぞれ発表が行われた。15日には、今までの総括を踏まえて今後の活動の方向性について活発な議論が行われ、本パートナーシップを継続する価値があるとの合意がなされた。