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研究計画書 2-13

次世代シークエンサーを用いた放射線のマウス成熟卵母細胞に及ぼす遺伝リスク評価

要 約
ヒトの放射線被曝による遺伝リスク評価は、その大半をマウス特定遺伝子座研究に依存している。特定遺伝子座研究では、それぞれの遺伝子における感受性は遺伝子座ごとに異なっている。ゲノム当たりの平均変異誘発率をより理解するためには、個体当たり、かなり多くの数の遺伝子を同時に調べる必要がある。この目的のために我々は、約1,000遺伝子座を走査する二次元電気泳動法と、ゲノムのおおよそ70%を調べることができる高密度マイクロアレイ比較ゲノムハイブリダイゼーション法により検出される欠失型変異を測定することで、放射線誘発変異の頻度を調べてきた。この研究計画書において我々は、4 Gyの放射線を照射された成熟卵母細胞由来のF1マウスとその親について、次世代シークエンサーを用いた全ゲノムシークエンスによる詳細な調査を行うことを提案する。小さな欠失と挿入、逆位、転座など上記の方法では検出されなかった変異の頻度とスペクトラムを明らかにする。