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研究計画書 3-94

原爆被爆者におけるリンパ球系悪性腫瘍発生率、1950−90年

要 約
部位別癌発生率の放影研研究指針に従って、放影研寿命調査(LSS)拡大集団において 1950年から1990年までの期間に確認された悪性リンパ腫(ML)、多発性骨髄腫(MM)およびリンパ性白血病(LL)を含むリンパ球系悪性腫瘍の罹患率を調査する。本調査の目的は、LSS集団におけるあらゆる種類のリンパ球系悪性腫瘍のリスクを細胞型別に調べ、原爆放射線量および他の因子との関連を究明することである。広島・長崎の腫瘍登録・組織登録および放影研と他の施設に保管されている死亡診断書ならびに剖検・外科記録など、すべての診断情報から広範に症例を入手し、それに基づき標準化された病理検討により症例の確認、分類を行う。病理検討によって、MLをホジキン病(HD)または非ホジキンリンパ腫(NHL)に分類し、Rye分類 および 修正 working formulation 分類に従って亜分類する。NHL症例はまた、免疫組織化学的検討によって、T細胞リンパ腫(T-ML)、B細胞リンパ腫(B-ML)またはその他に亜分類する。成人T細胞白血病/リンパ腫(ATL)の診断は、ポリメラーゼ鎖反応(PCR)その他の最新技術を用いて HTLV-I のプロウイルスDNAの検出に基づいて行う。本調査ではまた、他の研究者により入手され、白血病登録に保存されている血液学的情報、臨床情報および他の診断情報も十分に利用する。