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研究計画書 9-88

広島及び長崎の原爆被爆者における部位別癌発生率の研究指針

要 約
本研究計画書は、拡大寿命調査集団における原爆放射線被曝の遅発性影響としての、部位別癌発生率に関する一連の病理疫学的研究を行うためのガイドラインを設定する。このガイドラインは、将来実施される悪性新生物の発生率研究に関する部位別の研究計画書の作成を容易にし、研究の基本的設計と実施に一貫性をもたせることを意図している。腫瘍及び組織登録の改善と、従来放影研で実施された癌発生率の研究を通じて得られた経験により、放射線リスクと腫瘍誘発に関する正確な情報の入手がより容易になるはずであり、被爆時年齢及び性別のような修飾因子、並びに、もし可能なら、喫煙やホルモンなど他の発癌性因子をも考慮に入れられる。
本研究実施には、放影研各部の研究員、並びに広島、長崎両大学及び地元病院の病理学者が加わる。研究によっては、特定癌についての専門知識を有する他の病理学者及び臨床研究者も参加することがある。本研究は、広島・長崎両市医師会の腫瘍登録、及び広島県医師会と長崎市医師会の組織登録の協力のもとに実施する。

特定部位の癌について各々の研究計画書を作成し、その研究の背景、意義及び研究責任者を明らかにする。また、部位によっては良性腫瘍が含められる場合もある。