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バイオサンプルの保管と活用に関するワークショップを開催

血液、尿などのバイオサンプルの保管と活用に関するワークショップを2月から3月にかけて、延べ4日間、放影研で開催しました。

バイオサンプルを活用した研究が進めば、私たちの究極の目標の一つに近づけます。それは、放射線が病気の発症にどのように関与しているかという、メカニズムの解明で、被ばくによる病気の予防法や早期診断法の開発につながる可能性もあります。

そのためには今後、バイオサンプルの保管のための最適な条件を明らかにし、その中に含まれる様々な物質について、保管にともなう変化の有無や程度を調べる必要があります。また、バイオサンプルと、その提供者の生活習慣などの疫学情報、臨床情報とを結びつけて、データベース化することにより、研究者が必要とするバイオサンプルを効率良く利用できるようにする必要があります。そのための方法について情報を収集し、意見交換するのが、このワークショップの目的です。

  • テーマ:バイオサンプルのオミックス解析と品質管理
       バイオサンプルの活用のための統合データベース
  • 日程:2019年2月18日、19日、22日、3月1日
  • 場所:放射線影響研究所 広島研究所 講堂
       長崎研究所 第三会議室(TV会議システム中継)