11月26日（火）、第9回被爆二世臨床調査科学倫理委員会が開催され、被爆二世臨床調査の進捗状況を臨床医学、基礎科学、倫理の分野から構成される外部の有識者へ報告しました。

被爆二世臨床調査は、4年ごとの健康診断を通じて、まず受診者の一人一人の健康と福祉に貢献することを目指しています。そして、原爆放射線被ばくが、被爆二世の疾患の発生に影響を与えるのか、受診者の血液や尿といった生体試料についても何か変化は見えないかなど、放射線の遺伝的影響を調査研究することを目的としています。

これまでの調査の経緯、今回の委員会の報告は、下記資料をご覧ください。

⇒第9回被爆二世臨床調査科学倫理委員会、詳細（報道資料）

■日時：2019年11月26日（火）14:00～16:00

■場所：公益財団法人 放射線影響研究所　広島 講堂

■議事次第

14:00-14:05   開会挨拶 丹羽理事長

14:05-14:10   委員紹介 児玉業務執行理事

14:10-14:15   委員長挨拶 上島委員長

14:15-14:35   被爆二世臨床調査の進捗状況 大石臨床研究部長

14:35-15:05   質疑 上島委員長

15:05-15:20   休憩

15:20-15:30   その他

15:30-15:55   総合討論及びまとめ 上島委員長

15:55-16:00   閉会挨拶 児玉業務執行理事

■被爆二世臨床調査科学倫理委員会メンバー（五十音順・敬称略）

＜委員長＞　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

上島 弘嗣         滋賀医科大学アジア疫学研究センター 特任教授

＜副委員長＞

田島 和雄　　  三重大学 客員教授、洗心福祉会 理事、（兼）美杉クリニック 院長、愛知県がんセンター 名誉研究所長　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

＜委員＞

川本 隆史         国際基督教大学教養学部 特任教授

木村 晋介         木村晋介法律事務所 弁護士（欠席）

佐々木 英夫     安田女子大学家政学部管理栄養学科　教授

朝長 万左男     長崎大学 名誉教授（欠席）

野村 大成         大阪大学 名誉教授、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所疾患モデル小動物研究室  プロジェクトリーダー（欠席）

早川 式彦         広島大学 名誉教授

福嶋 義光         信州大学医学部 特任教授

振津 かつみ     国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所疾患モデル小動物研究室 特任研究員

丸山 英二　　神戸大学　名誉教授

デイビッド リチャードソン    ノースカロライナ大学公衆衛生学部疫学科 教授（欠席）