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「放影研保存試料の利用に関する外部諮問委員会」から助言を受領

放影研が保存する血液などの生体試料の公正な利用方針について、放影研と利害関係がない第三者からの客観的な意見聴取を目的として、2018年に広島と長崎に「放影研保存試料の利用に関する外部諮問委員会」が設置されました。このたび、当委員会で2年以上かけて慎重に議論いただいた結果を放影研への「助言」(下記URL参照)としてまとめていただき、その受領式が10月28日、広島と長崎の会場をオンラインで結んで執り行われました。

受領式は、広島の前川 功一 委員長、そして長崎の片峰 茂 委員長の挨拶にはじまり、続いて広島会場では前川委員長から放影研理事長の丹羽に、長崎会場では片峰委員長から放影研業務執行理事の兒玉に、それぞれ助言が手渡されました。その後、理事長の丹羽より助言作成に関わったすべての委員の皆様への感謝の言葉が述べられ、さらに分子レベルの試料解析の重要性や配慮すべき事柄などに関するコメントが述べられました。

また、受領式終了後には記者会見が行われ、マスコミ各社(広島11社、長崎10社)から取材を受けました。

「放影研保存試料の利用に関する外部諮問委員会」からの助言

受領式(記者会見含む)の詳細は以下のとおり。

日 時: 2020年10月28日(水)11時~12時5分
場 所: ≪広島会場≫ 広島国際会議場 地下二階「ラン」
≪長崎会場≫ 放射線影響研究所 長崎研究所
出席者: ≪広島会場≫
委員長:前川 功一 前 広島経済大学学長
副委員長:小林 正夫 日本赤十字社中四国ブロック血液センター 所長
放影研:丹羽 太貫 理事長、Robert L. Ullrich 副理事長
≪長崎会場≫
委員長:片峰 茂 地方独立行政法人 長崎市立病院機構 理事長、前 長崎大学学長
副委員長:三根 眞理子 長崎原子爆弾被爆者対策協議会 理事長
放影研:兒玉 和紀 業務執行理事