• お知らせ

若手三国リーダー、放影研を訪問し研究と歴史に理解を深める

2025年5月11日、米国国務省が在大阪・神戸米国総領事館を通じて主催する「Young Trilateral Leaders(YTL:日米韓ヤング・リーダーズ)地域ワークショップ」の一環として、日米韓の若手リーダーを含む36名の皆さまが広島研究所を訪問しました。今回の訪問は日米韓の三か国関係や紛争分析、平和構築をテーマとした4日間の広島訪問の一環として実現したものです。

国際関係、政治学、経済学、グローバルヘルス、紛争解決といった分野での専門的背景を持つ26名の若手リーダーを中心に、米国政府関係者や韓国ジョージ・メイソン大学、創価大学の職員の皆様にもお越しいただきました。放影研からは、科学的かつ歴史的な観点から、広島・長崎の原爆投下による長期に渡る健康影響のほか、放影研が行っている調査・研究の成果について副理事長のラジャラマンよりご説明しました。

参加者からは科学・歴史・平和構築といった多角的な視点からの質問もありました。今回の訪問は、広島での経験をより豊かにするとともに、放影研が国際協力を通じて、平和な未来の実現と、人類の保健の向上を目指す姿勢を改めて示す機会となりました。