ABCC-放影研のアルバム

原爆被爆者調査プログラムの歴史は2つの時期に分けられます。すなわち、調査プログラムが米国により開始され、同国により資金提供と運営が行われていた原爆傷害調査委員会(ABCC)時代(1947年3月から1975年3月まで)と、資金提供および運営が日米両国政府により行われてきた放射線影響研究所(放影研)時代(1975年4月から現在まで)です。

1946年11月。 放射線影響研究所の前身である原爆傷害調査委員会が第406一般医療班として、戦争で荒廃した日本中を移動し、調査を開始しました。移動には、連合軍特急列車に連結された三つの車両が利用されました。上の写真は左から、東京大学外科学教授の都築正男博士、米国人研究者Melvin Block博士、Austin Brues博士およびJames V. Neel博士が、寝室兼用の移動研究室で作業を行っているものです。(写真提供:James V. Neel)

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