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長崎大学病院との調査研究協力に関する協定締結のお知らせ

放射線影響研究所では現在、被爆者の子どもの健康への影響をゲノムレベルで解明することを目的とした調査研究を計画しております。本研究計画の一環として、ゲノムデータのなかに健康管理に役立つ遺伝子情報が見つかった場合、返却を希望される方およびそのご家族に対し、適切な遺伝カウンセリングおよび医療支援へと繋げる体制を構築することを目的として、長崎大学病院と放影研との間で「調査研究協力に関する協定」を2025年5月26日付で締結いたしました。

これにより、調査の結果に応じて、必要な場合には適切な医療対応へとつなげる体制が整備されました。これは、被爆者・被爆二世の皆様にとって大きな安心につながるものであるものと確信しております。
本協定に基づく連携のもと、放影研は今後も、被爆者および被爆二世の皆さまの健康に寄与する科学的知見を着実に蓄積していくとともに、本研究に対する市民の皆さまのご理解とご協力を賜りながら、慎重かつ誠実にその準備を進めてまいります。

なお、当研究所は2025年4月24日付で、広島大学病院と調査研究協力に関する協定を締結しております。詳細につきましては、以下のURLよりご確認ください。

広島大学病院との調査研究協力に関する協定締結のお知らせ – 公益財団法人 放射線影響研究所