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第13回放射線生物学者のための疫学研修会

第13回「放射線生物学者のための疫学研修会」を下記の要領で開催いたします。

放射線生物学者の方に、普段あまり馴染みのない疫学を知って頂き、遺伝子、細胞、動物での研究と、人間集団での研究の間を埋めるディスカッションの糸口となればとの趣旨で行っている研修会です。同時に疫学や統計を専門とされる方に生物学とのつながりを考えて頂く機会ともなることを期待しています。今年は放射線影響研究所比治山ホールでの対面とZoom会議を結んだハイブリッド開催の予定です。対面開催会場と、Zoom参加の方々を結んだ活発な議論ができればと思っております。

参加希望の方は下の事項を放射線影響研究所 坂田 (rsakata@rerf.or.jp) までお知らせください。ご不明な点も同じく坂田までメールにてお尋ねください。

ご参加は、放射線影響研究機関協議会、放射線影響学会、保健物理学会、日本疫学会の何れかに所属されている方、もしくは学会会員から推薦を受けた方にさせて頂きます。
オンデマンド配信は行いません。
Zoom参加での録音・録画はご遠慮ください。

参加申し込み時にお知らせ頂く事項:

お名前
ご所属
資料送付先メールアドレス
所属学会 (放射線影響研究機関協議会、放射線影響学会、保健物理学会、日本疫学会の何れか、または推薦者)
Dropbox利用の可・不可
ご希望の参加形態 (対面 又は Zoom)

どうぞよろしくお願いいたします。

日程: 2023年8月21日(月)・22日(火)
参加費: 無料
定員: 現地参加30名,Zoom参加50名(いずれも先着順)

プログラム (暫定)
8/21
9:00-
「専門でない人のための放射線生物学 (Ⅰ)」野田 朝男
9:40
開会
9:50-
「専門でない人のための疫学の基礎」坂田 律 <途中休憩あり>
11:30-
休憩
13:00-
「放射線被ばくと造血器悪性腫瘍」吉田 稚明
13:50-
「胎児の被ばく影響:現在の課題」濱崎 幹也
14:40-
休憩
15:00-
「放射線の遺伝的影響:マウスとヒト」内村 有邦
16:00-
「マウス実験と疫学(発がん)をつなぎたい」中村 典
8/22
8:30-
「専門でない人のための放射線生物学 (II)」中村 典
9:00-

テーマ1: 統計学と生物学を結びたい
「統計学的有意性とP値」 Richard Sposto <英語>
テーマ2: 放射線の遺伝影響
「マウスでは影響が見られて、ヒトでは見られないのか?」中村 典
テーマ3: 放射線の発がん影響
「放射線被ばくの痕跡が消えるとき」島田 義也
「放射線生物学が教えてくれるものー放射線の健康影響を考える」丹羽太貫(仮)

12:00
閉会