• お知らせ

【このイベントは終了いたしました】比治山ホール 施設公開・講演会 開催のお知らせ

 放射線影響研究所は来年度、広島大学霞キャンパスへの移転を予定しております。それに伴い、弊所の職員寮として長年使用しておりました比治山ホール(旧ABCC職員宿舎)を一般公開いたします。比治山ホールは、東京文化会館や東京都美術館の設計で知られる前川國男氏による設計で、大きな窓が連続する開放的な室内や吹き抜けに設えられた吊り階段など、当時最新のモダニズム建築を見ることができます。
 また当日は、近代建築史を専門とし前川氏にも師事した神奈川大学教授 松隈洋氏にご講演をいただきます。竣工当時である1950年代の広島の近代建築の流れとあわせて、比治山ホールの特徴やその歴史的な意義を解説いただきます。
 放影研の寮としての姿をご覧いただける最後の機会ですので、ぜひふるってお越しください。

開催概要

日  時:      2026年9月26日(土)
公開時間:      12:00~16:00
講  演:      13:30~15:00
演  題:      「比治山ホールから見る戦後の建築 ―1950年代の広島について」
講  師:      松隈洋氏(神奈川大学教授)

※講演会の席数には限りがございます。
 当日は12:30より、比治山ホール玄関横にて整理券の配布を行います。
 整理券をお持ちでなかった場合も、立ち見にて講演をご覧いただくことは可能です。

【ご注意】
・駐車場は下記リンクのスペースをご利用いただけます。ただし台数には限りがございます。ご理解いただきますようお願い申し上げます。
 https://maps.app.goo.gl/oMator7wqyAqkH3S7
・館内は空調の効いていないエリアがございます。
 ご自身でお飲み物をご準備いただくなど、熱中症対策を講じてお越しください。
・施設内のお手洗いが限られているほか、バリアフリー対策等はございません。ご留意ください。

登壇者プロフィール
 【松隈洋】
 1957年兵庫県生まれ。1980年京都大学工学部建築学科卒業、前川國男建築設計事務所入所。2000年4月京都工芸繊維大学助教授。2008年10月同教授、2023年4月から神奈川大学教授。京都工芸繊維大学名誉教授。工学博士(東京大学)。専門は近代建築史、建築設計論。DOCOMOMO Japan代表(2013年5月-2018年9月)、文化庁国立近現代建築資料館運営委員(2013年4月-2020年3月)。『建築の前夜 前川國男論』(みすず書房 2016)により、2019年日本建築学会賞(論文)受賞。続編にあたる『未完の建築 前川國男論・戦後編』(みすず書房 2024)により、 2025年第79回毎日出版文化賞〈人文・社会部門〉、2025(令和7)年度第76回芸術選奨文部科学大臣賞(評論部門)、2026年日本建築学会著作賞を受賞。
 前川國男と村野藤吾の二人を研究の主軸としつつ、近年では多くの建築家の回顧展の実行委員等も務める。2017年に広島市現代美術館にて開催された「村野藤吾の建築―世界平和記念聖堂を起点に」には数多くの資料と建築模型を提供し、キュレーションも支援した。またその世界平和記念聖堂の耐震補強工事が行われた際には検討委員として参加している。ほかにも、広島平和記念資料館を設計した丹下健三の回顧展の実行委員を務め、来広を重ねるなど、広島の近代建築に関係が深い。