業績報告書(TR) 2-90
X線間接撮影,透視検査並びにCT検査における臓器被曝線量
加藤一生,安徳重敏,澤田昭三,和田卓郎,Russell WJ編集者注: この報告書に基づく論文は次に発表された。Br J Radiol 64:728-33, 1991
要 約
胃集団検診、胸部集団間接撮影、上部胃腸管透視検査 並びに CT検査による 唾液腺、甲状腺、肺、乳房、胃 及び 結腸 に対する 臓器被曝線量を推定するために、実際の医療機関で行われているこれらのX線検査について、女性人体ファントムを患者に見立てた模擬検査を行い、熱蛍光法による線量測定を行った。本研究の測定結果は成人健康調査参加者の受けたX線被曝線量を推定し記録する上で役立つものである。
胃集団検診、胸部集団間接撮影、上部胃腸管透視検査 並びに CT検査による 唾液腺、甲状腺、肺、乳房、胃 及び 結腸 に対する 臓器被曝線量を推定するために、実際の医療機関で行われているこれらのX線検査について、女性人体ファントムを患者に見立てた模擬検査を行い、熱蛍光法による線量測定を行った。本研究の測定結果は成人健康調査参加者の受けたX線被曝線量を推定し記録する上で役立つものである。