Ni-Hon-San心臓血管疾患調査

Ni-Hon-San調査は、広島とハワイ州ホノルルに居住する日本人男性の集団を対象に、心臓血管疾患のリスク因子を調べる臨床調査として1965年に始まりました。1969年には同様な調査がカリフォルニア州サンフランシスコでも行われるようになり、頭文字をとってNi-Hon-San(Nippon-Honolulu-San Francisco)という名称が付きました。この調査では、成人健康調査 の対象者をホノルルおよびサンフランシスコに在住する日本人と比較し、環境、食事、生活様式の違いが心臓血管疾患の発生率および死亡率にどのような影響を与えるかを調べています。Ni-Hon-San調査集団には、成人健康調査対象者のうち、1895年から1924年までに生まれた男性全員が含まれています。

カリフォルニアの集団の追跡調査は1970年代中盤で終了しましたが、日本およびハワイに住む対象者の調査は引き続き行われています。

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