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第27回長崎地元連絡協議会を開催

第27回長崎地元連絡協議会(地連協)が2021年1月13日に開催されました。今回は、新型コロナウイルス感染症対策のため、Web会議システムを利用した初めてのリモートでの開催となりました。協議会は委員21人中、代理出席1人を含む14人が出席し、河野茂地連協会長(長崎大学学長)の議事進行のもと、以下の議事にそって進行され、活発な討議が行われました。

① 「前回の協議会(2019年2月)以降の概況」「最近の研究成果」
② 「放影研保存試料の利用に関する外部諮問委員会」
③ 「将来構想・放影研戦略計画」
④ 「その他報告事項」
※上記①~④の各議事(報告事項)の詳細は第24回広島地連協と同様です。掲載記事、「第24回広島地元連絡協議会を開催」をご覧ください。

委員からは、放影研が長年取り組んできた疫学研究の世界でもトップクラスの学術的な蓄積を、共同研究等で役立てはどうかとの意見や、今後放影研がゲノム解析研究に取り組む中で、ぜひ被爆者個々人に対して具体的な研究成果を還元してほしいとの要望が出されました。すべての議事を終え、最後に河野会長の「放影研は本日の協議会で出された意見を十分に検討し、今後の放影研のあり方や業務運営に活かしていただきたい」とのあいさつをもって協議会は終了しました。

協議会終了後、記者会見を行いました。会見には、8社11名の記者の皆様に参加いただきました。