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丹羽前理事長がスウェーデン王立科学アカデミーゴールドメダルを受賞
この度、2015年6月から2023年6月まで、放影研の理事長を務めた丹羽太貫博士が、スウェーデン王立科学アカデミーから放射線防護ゴールドメダルを授与されました。心よりお祝い申し上げます。
スウェーデン王立科学アカデミーはノーベル賞の物理学賞や化学賞などの選考も行っている組織で、ゴールドメダルの受賞者は4年に1度選ばれます。
丹羽博士は、福島第一原発事故発生後、国際放射線防護委員会(ICRP)と被災した地元住民、さらには自治体や政府の担当当局との対話の立ち上げに尽力され、この活動はICRP Publication146*1の出版にも繋がりました。今回の受賞は、この福島での対話の形が放射線防護において重要な倫理的手続きを提供できる新しいステークホルダー参加のスタイルになるものとして、丹羽博士の福島対話への貢献を称えたものです。
詳細は、スウェーデン王立科学アカデミーのホームページをご覧ください。
Radiation biologist receives Gold Medal for Radiation Protection (kva.se)
*1 大規模原子力事故における人と環境の放射線防護 ―ICRP Publication109と111の改訂- https://www.icrp.org/docs/P146_Japanese_Final.pdf