寿命調査第11報 急性影響について分類した1950-85年の死亡率データ
このデータは1950年10月1日から1985年12月31日までの広島・長崎の原爆被爆者における死亡率に関するものです。この集団は、放射線影響研究所(放影研)寿命調査(LSS)集団のうち、1987年12月にDS86線量が推定されており完全な追跡情報が利用できるすべての対象者から成っています。この集団は、PrestonおよびPierceの報告(放影研業績報告書9-87およびRadiation Research 114:437-66, 1987)、寿命調査第11報第1部(放影研業績報告書12-87およびRadiation Research 118:502-24, 1989)、第2部(放影研業績報告書5-88およびRadiation Research 121:120-41, 1990)の解析に使用された集団と同じです。本データセットが上記の論文で用いられた 第11報データセット と異なっている点は、対象者自身の申告に基づく4つの急性放射線影響の有無によっても率が分類されていることです。これら急性影響とは、重度脱毛(頭髪の75%以上脱毛)、出血(紫斑)、咽頭口腔病変、熱線による火傷です。この4つの項目の各々に関して、症状あり、症状なし、報告なしに分類されています。このデータセットは、寿命調査集団のリスク推定値へのセレクションの影響に関するAlice Stewartによる報告(Stewart AM, Kneale GW:原爆被爆者;放射線ハザードの再評価につながる可能性がある因子 Int J Epid 29:708-14, 2000。Stewart AM:原爆データ;寿命調査集団における偏りの検出 Environ Health Perspect 105 (補遺 6):1519-21, 1997)の基礎として使われています。
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急性影響について分類した寿命調査第11報データ
基本データ
R11Acute.dat
都市・性・年齢・被爆・被爆時年齢・急性影響の有無により分類したLSS死亡率データ
文書
R11acuteData.doc
データおよび関連ファイルに関する説明文書 [Microsoft Word形式]
R11acuteData.pdf
データおよび関連ファイルに関する説明文書 [PDF:21KB]
解析実例ファイル
AcuteMod.scr
要約統計量の計算およびこれらのデータにいくつかの単純モデルを当てはめるためのEpicure AMFITスクリプト・ファイル
R11Acute.scr
R11Acute.datのデータを読むためにAcuteMod.scrが使うEpicureスクリプト
AcuteMod.log
AcuteMod.scrスクリプトが作成するAMFIT(DOS版)ログ・ファイル