成人健康調査、被爆二世健康影響調査
原爆被爆者や被爆二世の方々に健康診断を受けていただき、放射線の影響を調べています。健康診断は主に臨床研究部で行っています。
検査結果はすべてご本人にお知らせし、必要な場合は専門病院を紹介しています。
健診では次のようなことを調べます
・身長、体重
・血圧
・尿検査
・便潜血
血液学的検査
赤血球数、白血球数、血小板、ヘマトクリット、ヘモグロビン、白血球分類
生化学的検査
肝機能、腎機能、脂質(総コレステロール、中性脂肪、HDLコレステロール、LDLコレステロール)、尿酸電解質(Na、K、Cl、Ca、P)
肝炎ウィルス検査
HBs抗原・抗体、HCV抗体(陽性の場合:HCV-RNA)
糖代謝関連検査
血糖、ヘモグロビンA1c(糖尿病疑いの場合:糖負荷試験)抗GAD 抗体など
炎症関連検査
高感度CRP、血沈、リウマトイド因子
前立腺腫瘍マーカー検査
PSA(50歳以上の男性)
胸部X線検査
心電図
腹部超音波検査
甲状腺および頚動脈超音波検査
乳房検診(触診、必要があれば乳房超音波検査)
婦人科検診(希望者)
体脂肪測定
喀痰細胞診(多量喫煙者ならびに希望者)
骨粗鬆症検査

検査の内容を詳しく説明し、ご承諾をいただいた上で検査を受けていただいています。

超音波検査

血液・生化学的検査

診察

血液などの生物試料を将来の研究のために冷凍保存しています。
上記の健康診断のほかに、次のようなことも行っています。
健康相談
医師、保健師、看護師が健康に関する相談をお受けしています。
医療相談
ソーシャルワーカーが、医療施設や福祉施設についての相談をお受けしています。